歯科治療と審美と材質の関係!?(その2)
皆さん、こんにちは!
久里浜駅の駅前にある歯科、久里浜グリーン歯科です。
さて、前回は今や審美歯科の主流となってきた「セラミック」というものについて、お話致しました。
材質的に、とても硬く、汚れにも強く、それでいて天然歯と区別がつかないほど似せることができる優れものということでした。
しかし、そんなセラミックにも、デメリットとして受け取られる面があるのです。
それが、今回のテーマです。
デメリットの1つ目は、「自費治療」であること。
保険が利きませんので、高額になりがちです。
(実際には、その分保険適用の材質よりも耐久性が高く、保証期間もあるので、コストパフォーマンスは悪く無いのですが、まだまだ無条件に高いと思っている患者さんは少なくないように思います。)
2つ目は、その「硬さ」に関係するものです。
なぜ硬いとダメなのか?というと、天然歯との相性が問題になるのです。
歯同士が擦れ合う時に、当然ながら柔らかい方、つまり天然歯がすり減ってしまうのです。
オールセラミックの歯は、硬すぎるという訳ですね。
また、強い力が加わった時には、天然歯の方を痛める可能性があります。
もちろん、上記はあくまでも可能性であり、かなりの年月が経過した時の話になりますが。
では、セラミックよりも優しい、天然歯よりも少しだけ柔らかい材質にすれば良いのでは?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
実は、そういった材質が既にあります。
それは、、、、
「金歯」です!
天然歯より少しだけ柔らかい硬さにすることができますし、金属の中でも縮み具合が小さいので、隙間なくピタリと合わせ易いのです。
ある意味、通好みの材質とも言えます。
そのため、「詰め物なら金歯が最良の材質」と考えている歯科医師も少なくありませんし、実際にセラミックではなく、金歯を勧める歯科医院もありますね。
ただ。。
随分昔には、金歯がオシャレという時代もありましたが、今では残念ながらイメージが良くないようです。
なんだかんだ言っても、「より白く、自然で目立たなく」が主流になっており、金歯を希望される方の割合は減少しています。
一方の「セラミック」は、年々増える需要に押されて、種類も数多く出ており、品質も年々向上しています。
そういった意味でも、今後しばらくは、セラミックが主流であり続けるのではないでしょうか。
久里浜グリーン歯科:https://www.kurihamagreen-dental.jp/
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