お子さまの治療
- 一人で椅子に座れるか?椅子を倒して横になれるか?ライトつけて顔に光をあてられるか?口を開けれるか?
- 歯ブラシをお口の中に入れられるか?バキューム(掃除機)をお口の中に入れられるか?
- タービン(歯を削るドリル)を回しても驚かないか?回した状態でお口の中に入れられるか?
「検診で虫歯を指定されたけど、子供が歯医者さんを嫌がって行きたがらない」
「初めて子供を歯科医院に連れて行くのだけど、泣いて迷惑をかけないか心配」
このようなお悩みをお持ちのお母様も、きっと多いのではないでしょうか?
当院では、女性のドクターや子育てに慣れたスタッフも在籍しておりますので、たとえ子供が泣いたりしても先生やスタッフがうまく対応することが可能です。
治療方針、設備、治療法など、すべて子供のために工夫され、年齢に合わせた診療をしておりますので、ご心配なさらずにどうぞお気軽にご来院ください。
治療を成功させるには?
特に、子供を初めて歯医者さんに連れていく時、「他の患者さんに迷惑がかかるんじゃ・・・」とお母さんも不安に感じているかもしれません。
ですが、一番身近なお母さんが緊張したり、いつもと違った態度だと、子供は敏感に感じ取ってしまいます。まずはお母さんがリラックスして子供を安心させてあげましょう。
子供の歯科治療に慣れている先生はなるべく痛みを与えない治療を選択したり、恐怖心を与えないようにしいかりと配慮いたします。是非、ご安心してお任せいただければと思います。
キッズスペース完備、絵本やおもちゃがたくさん揃っています。
当院には待合室に、キッズスペースをご用意しております。
お子さまにとって、歯医者に良いイメージはないかもしれませんが、キッズスペースがあるだけで、自然に楽しんでいただけます。
当院の患者さまの中には、治療後でもキッズスペースから帰らずに遊んでいるお子さまもいるほどです。
緊張は体の毒。痛みを軽減した治療が痛く感じるようになり、泣いてしまう理由にもなります。 ゆっくりと院内で過ごしていただきたいと思います。
泣き虫さんも、怖がりさんも、大丈夫です
当院では、お越しいていただいてすぐに治療をするのではなく、お子さまのペースに合わせて治療を行います。
お子さまにとって、歯医者は楽しい場所には映らないかもしれません。 まして、来てすぐに治療器具を見せられて、お口を無理やり開けられて、痛い思いをすれば最悪です。
泣いたり怖がったりするのは当たり前。さらにこのような経験をしてしまえば、2度と歯医者にいきたくないと思ってしまい、大人になっても続くトラウマを持ってしまうかもしれません。
当院ではお子様の治療については、お子さまの成長に合わせて、歯科医院が苦手にならないよう、できることからゆっくりと始めるようにしております。
そんなことしてたら時間がかかってしまう、、と思われるかもしれませんが、初めにしっかりと治療ができるようになることで、長い目で見れば結局短い期間で治療が終了することにつながるのです。
お子さまの治療の流れ
小児の治療は、年齢や虫歯の程度、子供の性格などによって変わってきますが、子供の時に歯医者さんは痛くて恐いという恐怖心をもってしまうと、大きくなってからも痛くなるまで歯医者に通うことができなくなってしまいます。
そのため、小児の治療では、いきなりドリルで歯を削ったり、押さえつけて治療するのではなく、まずは診療室の雰囲気、先生、スタッフに慣れてもらうところことが大切です。
当院では具体的には、下記のようなステップを踏んで、歯科治療に慣れてもらうよう工夫しております。
治療の経験がない子供の場合には、まずは器具の音を聞かせたり、道具を実際に自分で触るなどしてもらい、慣れてもらうトレーニングをします
体を起こした状態よりも寝た状態の方が恐怖心を感じやすいため、はじめは起こした姿勢で、手や道具を介して器具の音や感触を確認するとあまり恐怖を感じません。
このように順を追ったトレーニングを遊びの要素をとりいれながら行い、子供に少しずつ器具や医院、スタッフと慣れてもらうようにすると、治療もスムーズに進行しやすいのです。
また、お子さまには治療ができてないことを言うのではなくて、今日はここまでできた、次はここまでがんばろう、という声がけを行っていくと、お子さまも前向きにがんばれるようになります。
子供の治療には時間が必要です。根気よく通院することをおススメします。
お子さまとの信頼関係を築くために
お子さまの治療で最も大事なことは、お子さまとの信頼関係を崩さない事。
治療中の痛みがあると、子供との信頼関係が崩れてしまい、今までの苦労が水の泡となってしまう可能性がありますので、十分注意して治療を行う必要があります
当院では、おこさまの治療はすべて無痛治療で行います。場合によっては、笑気鎮静法も行いますので、ご希望の方はお気軽にお申し付けください。
お子さまの大事な歯を守るために
乳歯や生えたての永久歯は、まだ歯質が柔らかく、大人の歯よりも虫歯になりやすい傾向があります。
治療が終了した後も、口腔内の健康を保つために3~6ヶ月の間隔で定期検診を行うことをおススメいたします。
当院では、主に下記の様な予防メニュをご用意しております。
フッ素
フッ素とはミネラルの一種であり、自然界に多く存在する成分で、歯や骨にとって欠かすことのできない必須栄養素です。
フッ素には、歯の再石灰化を促進したり、歯質を強化したり、虫歯の原因となるさ酸の生成を抑制したりする効果があります。
歯質が弱くて虫歯になりやすい乳歯や生えたての永久歯を強くし、虫歯になりにくい環境をつくることが期待できます。
シーラント
シーラントとは、汚れが溜まりやすく虫歯になりやすい奥歯の溝の部分に、フッ素を配合した白いプラスチックを埋めることで、溝に汚れが溜まるのを防ぎ、虫歯を予防する方法です。
特に、6才臼歯(前から6番目の奥歯)は溝も深く、もっとも虫歯になりやすい歯ですので、この歯が生えてきたらシーラントによる虫歯予防処置を検討してみましょう。
注射をしたり、歯を削ることもありませんので、お子様への負担も少なく処置ができます。
PMTC
PMTCとは、プロフェッショナル・メディカル・ティース・クリーニング(Professional Mechanical Tooth Cleaning)と言って、専門家による機械的な歯面清掃のことです。
毎日隅々まで磨いているつもりでも、どうしても歯ブラシの届きにくい所や汚れの溜まりやすいところが出来てしまいます。
そのような部分から虫歯や歯周病が進行してしまうのを防ぐために、特別な訓練を受けた専門の歯科衛生士が専用の器具を使って徹底的にお掃除します。