「歯周病」の怖さとは?(その1)
みなさん、こんにちは!
久里浜駅前にある歯科医院、久里浜グリーン歯科です。
さて、皆さんは口腔内の二大疾患をご存知でしょうか?
1つは、「むし歯」。
そしてもう一つが「歯周病」なのです!
「むし歯が出来ているから、歯医者にいかなきゃ!」という人は多いです。
しかし、歯周病の初期症状に自分で気がついて、来院される人は多くないのが現状です。
そもそも、「歯周病」という名前は知っているものの、「歯周病」の症状をちゃんと説明できる方は少ないと思います。
「むし歯」と何が違うのでしょうか?
放っておくと、どういったリスクがあるのでしょうか?
まず、歯周病とは、
『歯垢(プラーク)に含まれている歯周病菌に感染し、歯を支える歯茎と顎の骨が破壊される病気』
なのです。
日本人の40歳以上の約8割がこの病気に罹っていると言われています。
歯を失う原因は、「むし歯」が30%に対して、「歯周病」は51%にもなっており、歯科医師の立場としても、 「むし歯」よりも「歯周病」の方が怖いと感じています。
さらに「むし歯」との対比で言えば、
「むし歯」⇒好気性で、空気のある歯の表面についている歯垢の中で繁殖。
一方、
「歯周病」⇒嫌気性で、空気に触れない"歯周ポケット"の中で繁殖
となっています。
「歯周ポケット」とは、歯と歯肉の隙間が一定以上広がったものです。
この歯周ポケットに「歯石」が溜まり易く、歯周病菌はその「歯石」の中で繁殖しやすいのですね。
そのため、歯周病予防としては、歯石除去を定期的に行うのが大変効果的ということになります。
ちなみに、
・最近、口臭が強くなったような気がする
・歯茎(歯肉)が赤、もしくは紫色になっている気がする
・歯磨きなどで歯茎から出血することがある
・歯がグラグラする(舌で押せる)
・歯に物が挟まりやすくなったかも!?
・口の中がいつもネバネバしているような気がする
・歯茎(歯肉)が腫れているように見える、感じる
・硬いものを噛むと痛みがある
このような心当たりがあれば、歯周病の可能性があります。
歯周病は、口臭や歯茎の変色といった面からも社会生活に支障をきたす可能性がありますので、 暫く歯医者に行っていないという方は、歯のクリーニングがてら、ぜひ一度ご来院ください。
万が一、歯周病が認められた場合でも、久里浜グリーン歯科では、歯周病の専門医が常駐していますから、安心しておまかせ下さい。
久里浜グリーン歯科:https://www.kurihamagreen-dental.jp/
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